【2018年7月5日】ユニバーサル・ラン<スポーツ義足体験授業>を開催しました
ユニバーサル・ラン<スポーツ義足体験授業>を開催しました
この度橿原市は、2020年東京オリンピック・パラリンピック大会に向けたホストタウン事業の一環として、『ユニバーサル・ラン<スポーツ義足体験授業>』を開催いたしました。

畝傍東小学校の6年生を対象に行われたこの特別授業ですが、なんと近畿2府4県で初の開催となりました!2020年東京大会のゴールドパートナーである株式会社LIXILさんの主催で行われ、普段触れる機会が少ないパラスポーツを通じて、子供たちが共生社会に向けた心の在り方を学ぶことが目的とされています。
講師は東京パラリンピック代表候補:池田樹生選手
今回の授業の講師は、陸上400メートルの日本記録保持者であり、東京大会の代表候補選手として注目されている池田樹生(いけだ・みきお)選手。


競技用の義手・義足を見て、触れて…外からは見えない部分までじっくり観察できる機会は新鮮ですよね。
池田選手の「僕の身体に触ってみたい人は?」という問いかけに、最初は躊躇していた子どもたちも次第に近寄って、「やわらかい!」「じゃんけんはどうするの?」など、どんどん池田選手との距離を縮めているようでした。


スポーツ義足を体験する前に、池田選手がダッシュを披露してくれました。間近で見る日本一の走りはまさに圧巻!体育館中が拍手に包まれました。
スポーツ義足体験
いざ実際にスポーツ義足を装着すると、最初は立つことも難しい…!池田選手がどれだけすごいことをやっているのかということが分かります。見学に訪れた森下市長も初の義足体験に悪戦苦闘でした。



最初は「怖い」と言っていた子どもたちも、池田選手のアドバイスを受けてだんだん慣れてきたのか、2巡目ではケンケンをしている子まで!みんな貴重な体験を楽しんでいるようでした。
共生社会に向けた学び
体験の後は、義足に関する講義を受けました。「値段はいくらなの?」「どうして足を切断したの?」など、義足を身近に感じられるテーマに沿って進められました。質疑応答の時間には子供たちが積極的に質問し、池田選手もそれに応えるようにたくさんのことを話してくれました。この時間が、これからの未来を担う子どもたちにとって、きっと大きな意味を持つでしょう。


カザフスタンのホストタウン・橿原市
今後も様々な角度から『カザフスタンのホストタウン・橿原市』をPRしてまいりますので、よろしくお願いいたします。
この記事に関するお問い合わせ先
スポーツ推進課
奈良県橿原市畝傍町9-1(保健センター)
電話:0744-29-8019
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更新日:2023年03月28日