木造阿弥陀如来坐像
(もくぞうあみだにょらいざぞう)
【市指定文化財】
指定年月日 | 昭和56年3月31日 |
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所在 | 五条野町887-1 正楽寺(浄土宗) |
品質・形状・寸法など |
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年代または時代 | 鎌倉時代後期 |
伏目がちで、目鼻を小振りにあらわし、おだやかな表情をよくあらわしています。面相や胸などには肌の質感がよく表出されており、衣文は力強く刻まれており、写実的に表現されておいます。浄土宗寺院通有の阿弥陀如来坐像の中でも、その保存はきわめて良好で、かつ全体の均整もよくとれており、時代の特色をよく発揮した作品として貴重な存在と言えます。

木造阿弥陀如来坐像
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奈良県橿原市川西町858-1(歴史に憩う橿原市博物館内)
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更新日:2023年03月28日