日高山古墳群と横穴墓群

更新日:2023年03月28日

ページID: 11197

(ひだかやまこふんぐん と おうけつぼぐん)

藤原宮跡の正面(南側)には日高山(ひだかやま)という低丘陵が存在します。日高山には5世紀中頃から6世紀には古墳が、6世紀から7世紀には横穴墓が複数築かれています。

これらの墓の一部は藤原京の時代に日高山が朱雀大路(都のメインストリート)の計画線に含まれた結果、削平されるなどして地上からその姿を消してしまいました。横穴墓の中には、この際に改葬されたことが明らかなものも存在しています。

古墳から横穴墓へと墓制が移り変わり、さらにそれらが藤原京の時代に改変されるという歴史の流れを一つの丘陵上で見ることができるのです。

乳白色の岩肌に二つの横穴がある写真

奈良文化財研究所蔵
日高山横穴墓群

この記事に関するお問い合わせ先

文化財保存活用課
奈良県橿原市川西町858-1(歴史に憩う橿原市博物館内)
電話:0744-47-1315
お問い合わせフォーム

みなさまのご意見をお聞かせください
このページの内容は分かりやすかったですか?
このページは見つけやすかったですか?
このページは役に立ちましたか?
その他、このページに関してご意見がありましたらご記入ください。
橿原市からの回答が必要な場合は、直接担当課へ連絡されるか、問合せメールフォームでお願いします(こちらに入力されても回答できません)。また、住所、電話番号などの個人情報はこちらには入力しないでください。