車中泊の注意点

安全な場所を探しておきましょう

車中泊での長期的な避難は、ロングフライト血栓症(エコノミー症候群)・熱中症・一酸化炭素中毒・トイレ(脱水症状)・燃料切れなど注意すべき点があります。

ロングフライト血栓症(エコノミー症候群)

長時間同じ姿勢でいると下肢(足)が圧迫され、血流が悪くなり血栓ができやすくなり、できた小さな血栓が肺の静脈を詰まらせてしまうことで発症します。定期的に立ち上がったり、ストレッチをするなど、適度な運動を心がけましょう。

熱中症(夏期)

夏の車中泊はとにかく暑く、窓を閉め切った車の中では、熱気がこもり熱中症になりやすい状態です。外からは手やモノを入れられない程度に、窓を開け、風を通すようにしましょう。

トイレ(脱水症状)

駐車場所の近くにトイレがない場合などがあります。トイレに行く機会を減らす為に、水分補給を控えてしまい、脱水症状を起こす可能性が高くなります。水分補給が十分でないと熱中症のリスクも高くなります。ペットボトルや水筒などを持ち込み、こまめに水分補給をしましょう。

一酸化炭素中毒

窓を閉め切った状態でエアコンを動かしたりすると排気ガスが車内に入り、一酸化炭素中毒を起こすリスクがあります。停車したら出来るだけエンジンを切り、気温調整はエアコン以外の手段(防寒着や小型の扇風機など)も用意しておきましょう。

燃料切れ

やむをえず、エアコンを動かしたりすることで燃料切れになることも考えられます。燃料の残量は注意しておきましょう。