非常持ち出し袋

持ち出しやすい所に必ず備えるのだ

自宅以外への避難に備え、持ち運べる必要最低限のものを用意しておきましょう。

非常持ち出し品

夜間時の避難を前提に足元を照らす「懐中電灯」をはじめとして、「替えの下着」なども必要となります。過去の教訓から、緊急避難でない場合は、「最低1月分の食事」を自分で用意する心がけが必要です。

食料品:□飲料水 □非常食

衣類など:□下着・上着 □タオル・ウェットシート □洗面用具 □ハブラシ

貴重品:□預金通帳 □印鑑 □現金 □保険証

日用品など:□懐中電灯 □携帯ラジオ □予備電池 □携帯用トイレ、他 □携帯電話 □充電器

夜を過ごす場合:□寝袋 □防災用ブランケット □耳栓 □アイマスク

小さな子どもや高齢者の方が居る家庭では:□粉ミルク・ ほ乳瓶 □離乳食 □流動食 □紙おむつ □常備薬 □お薬手帳

女性向け:□防犯ブザー、ホイッスル □生理用品 □くし、手鏡 □ヘアゴム

●持出品は、欲張ると避難の妨げになる場合があります。「目安:男性15kg、女性10kg、高齢者5kg」 ●何を、どれくらい、誰が持つかなどを、家族全員で話し合いましょう。 ●持出品は、まず「無ければ困るもの」を用意し、常に身近においておきましょう。 ●小さな子どもや高齢者の方の食料なども用意しておきましょう。

感染症対策として

緊急で開設される避難所での感染症対策は、充分とは言えません。あらかじめ自分で用意し、自分の身は自分で守る必要があります。非常持ち出し品にマスク、消毒液、体温計、スリッパ、ビニール袋などの感染症対策品を加えましょう。

□不織布マスク □体温計 □使い捨てビニール手袋 □スリッパ □固形石鹸 □ビニール袋 □除菌シート □アルコール消毒液

その他の役立つもの

家族で荷物の分担や、荷物に余裕がある場合は、少しでも避難所を過ごしやすくするための品は、精神衛生上、とても有効です。

ビタミン剤:野菜不足による口内炎予防・治療に役立つ

料理用ラップ:紙皿に巻いて何度も使えるほか、絆創膏の代用品にもなる

ガム:水分不足でも喉に湿り気を与えてくれ、乾いた咳が収まる

折り畳み椅子:広い体育館ではもたれる壁もないため

紐:盗難防止で財布などに通して肌身離さず持っておける

ガムテープ・油性ペン:必要な情報をメモ代わりにガムテープに書いて貼っておける

黒いゴミ袋:荷物の仕分けや防寒・雨具にもなる

消臭スプレー:避難所は汗の臭いで眠れなくなることもあるため

派手な色のスニーカー:盗難防止になり、履き間違えも少なくなる