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更新日:2012年1月8日
おおざっぱに言うと、子どもの耳と鼻の病気はほぼ同じ病原菌で起こっています。
鼻の奥の細菌が急性中耳炎を起こしているという具合です。
中耳炎はそれ単独で起こるのではなく、ほとんどの場合、鼻炎や咽頭炎が起こってから2、3日後に発症します。
ですから、中耳炎の治療には鼻やのどの治療を同時に行うことが大切になるのです。
ところで、幼いお子さんを育てておられる親御さん方は、最近の急性中耳炎は治りにくくなったという話を聞かれたことがあると思います。これは中耳炎の原因となる肺炎球菌やインフルエンザ菌(インフルエンザウイルスとは違います)の中で、抗生剤が効きにくい種類が生き残って、病原菌になっているからです。
この傾向は保育所などで集団保育をしているこども達に顕著に現れます。集団の中で感染して治療して、そしてまた感染するという繰り返しの中で、その集団の中で抗生剤が効きにくい菌が残っていくからです。
特に3歳までは免疫が出来にくいので、中耳炎を繰り返す場合は、一度集団保育から離脱することを考えなければなりません。
子どもののどについては、扁桃肥大や扁桃炎が重要です。口の奥には様々なリンパ組織があり、病原体が侵入してきた際に免疫反応を起こします。
代表的なものには、鼻の奥にあるアデノイド(咽喉扁桃)と、口の奥の両脇にある口蓋扁桃があります。
一般に扁桃炎というのは口蓋扁桃の炎症のことです。これらのリンパ組織は幼少児の頃は大きいので、炎症がなくてもいびきや睡眠時無呼吸の原因になることがあります。また、扁桃炎を頻回に繰り返す場合は手術で摘出することも考えます。
時折、診られるだけですが、生命に関わるものに急性喉頭蓋炎と仮性クループがあります。両者と喉頭という空気の流れの狭い場所での炎症で、息を吸いにくくなります。窒息することがあるので、注意が必要です。
お知らせ
北奥耳鼻咽喉科
北奥 恵之
奈良県橿原市久米町650-1
電話番号:0744-28-4133
ホームページ:北奥耳鼻咽喉科(外部リンク)
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