ホーム > 橿原市フォトライブラリー > 橿原ウォッチング > 平成23年10月 > 人間関係力を学ぶ「赤ちゃん登校日」(2)(10月14日)

ここから本文です。

更新日:2011年10月19日

人間関係力を学ぶ「赤ちゃん登校日」(2)(10月14日)

9月16日に続き今井小学校の体育館で、人間関係力を学ぶ「赤ちゃん登校日」が行われました。前回の授業で、相手に関心を持ち、お互いを分かろうとすることが大切であると学んだ5年生の生徒たち。授業の後、「ともだち」や「いのち」について想いを綴りました。

体育館に綴られた「ともだち」「いのち」についての想い

いくつか紹介します。


「友だちといれば」
友だちといれば どんな困難にも のりこえられる いっしょにいてくれる
友だちといれば どんなに苦しくても たすけあえる いっしょにいてくれる
友だちといれば けんかしても すぐ仲なおりして いっしょにいてくれる
友だちといれば なにだってできる


「けんか」
友達とけんかした 絶対あやまらない だって あいつが悪いんだ
そうやって おたがいあやまらない 何日も続いた
そして 最後は おたがいに あやまって 仲なおり
人間って なんで 最初に あやまれないんだ


「友だちは」
友だちは あいさつするだけで 友だちになれる
言葉が話せない人は 手話などで話す
こうやって友だちができていく
世の中はこうやってできている


「命」
小さな命でも 大きな命でも 大切にしなければならない
大切にしなければ やりたい事も できないからだ
だからどんな命でも 大切にしたら やりたいことができるから


「いのち」
人はだれでも けんかをする
だが 仲直りをする
けれど いのちはちがう
いのちはなくなると なにもできない
そういういのちを 守っていきたい


「いのち」
いのちはふしぎ だって いついのちがやどるのか
いのちはふしぎ だって いついのちがなくなるのか
それを知っているのは神様だろうか いいえそれはちがう
じゃあ自分がしっているのだろうか ううんそれもちがう
だってそれはだれも知らないことだから


前回同様、高塚人志准教授は、赤ちゃんを通じて感じ取ってもらいたいことを伝えました。
「人は普段の生活で言葉に頼っているが、赤ちゃんはそうではない。話せない赤ちゃんは、泣いたりすることで自分の想いを伝えている。それを家族や周りの人が一生懸命分かろうとする。赤ちゃんに関心を向けるように、そばにいる人にも関心を向けていくことが大切だということを、この授業で感じ取ってもらいたい」。

 

今回の授業で勉強することは、「表情」と「絵本」。人と接するとき、どういった表情や言葉遣いで相手に気持ちよく感じ取ってもらえるかということを学びました。

生徒たちは、前回の授業から約1か月、また赤ちゃんと会えるのを楽しみに待っていました。
まずは、皆で赤ちゃんへ「いないいないばぁ」を届けました。お母さん・お父さんが「いないいないばぁ」をするとき、赤ちゃんに温かい気持ちや安心を届けようとしています。赤ちゃんが笑ってくれたら、お母さんお父さんも嬉しい気持ちになれます。
いないいないばぁをする生徒たち

そして、赤ちゃんが1か月前からどのように成長したかなど、お母さん・お父さんから話を聴きました。
お母さんから話を聴く生徒たち

生徒たちからは、手紙を添えて前回撮った記念写真を手渡しました。
手紙と記念写真を手渡す生徒

前回の授業では、緊張気味だった生徒もお父さん・お母さんも、お互い自らこの1か月の様子などを語りました。
少し成長した赤ちゃんの姿を見て生徒たちは、自然と触れたり、笑顔がこぼれたり。
「支えてあげたら少し座れるようになった」
「ご飯が1口だけ食べられるようになった」
「だんだんと言葉がでるようになった」
などと聴き、生徒たちも嬉しそうな表情をしていました。
いないいないばぁをする生徒 みんなでいないいないばぁ
赤ちゃんのようすを見る生徒 赤ちゃんをおんぶする生徒

用意した絵本の読み聞かせ。生徒たちは赤ちゃんに喜んでもらえるよう、表情を見ながら楽しませようと優しく声を出していました。
絵本を読み聞かせする生徒 絵本を読み聞かせする生徒

また、今回の授業である生徒のお母さんから手紙が届きました。担任の山上真一先生が読み上げます。
生徒のお母さんからの手紙を読む担任の山上先生
10年という月日が経ったけど昨日のように感じている、と手紙の冒頭。初めて感じた胎動でもう一つの命を感じ、誕生を心待ちにしたこと、初めての抱っこ、温かい幸せを感じたことなどが綴られ、怒ったりしたこともあるけれど楽しいことばかりだったと、最後に生まれてきてくれたことに感謝の気持ちとこれからの成長への想いが伝えられました。

最後に生徒たち一人一人が、人と向き合うことの大切さ、家族への感謝の想い、赤ちゃんから学んだことなど感じた想いを伝えました。
最後に想いを伝える生徒たち

高塚准教授は最後に生徒たちに伝えました。
「これから6年生、中学生、そして大人になって、しんどくて悲しくて逃げ出したいとき、落ち込むときがあったとしても決してあきらめてはいけない。そんなときは、これまで向き合ってきた友だちや仲間がいる。支え支えられる、そんな人間関係を作っていってほしい」。

人といい関係を作るには、しっかりと人と向き合うこと、コミュニケーションをとること、そんな当たり前のことができない世の中となってきていることに警笛を鳴らす高塚准教授。家の中や地域の中で学んでいくことができるようにと活動を始めました。単なる赤ちゃんとのふれあいや育て方を教えるイベントとは一線を画し、人との関係の大切さを赤ちゃんの力を借りて、内面から感じ取ってもらいたいとの思いがあるようです。
生徒だけではなく、お母さん・お父さん、観覧者を含めた参加者みんなが、パートナー、家族、他人を大切に思いあえるきっかけとなったのではないでしょうか。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?