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 吉村家住宅 県文 

所在地 今井町4丁目
建設年 主屋棟礼文化二年(1805)

北尊坊通りの西よりにあります。敷地には、主屋とその後方に隠居部屋、内蔵、倉庫、作業場などがあります。主屋は東側に土間、西側に五室の居室部となっていますが、六間取りに角座敷がついた平面形を変則的な間取りの五室に分割して利用しています。二階は四室を取り、部屋鏡は襖で仕切っています。主屋は文化二年(1805)に低い二階建てに再建されています。しかしながら他の建物は発見墨書よりら約50年さかのぼるとみられます。当家は江戸時代末期の特徴をよく示し、屋敷構えも全体に残り貴重です。
吉村家住宅 県文


 山尾家住宅 県文 

所在地 今井町1丁目
建設年 主屋18世紀後半頃・
座敷棟木銘文政三年(1820)

北尊坊通りの北側にあります。広大な敷地を有し道路に沿って西方より主屋・隠居所・東蔵が並び、主屋西北には座敷を接続し、その北側に内蔵を配しています。主屋は、正面庇付本瓦葺であるが、背面は桟瓦葺の葺降しとしています。内部は、東側に通り土間をとり、西側に六間取りの居室をとっています。当家は江戸時代後期の大規模町家の好例であるといえるでしょう。
山尾家住宅 県文


 森村家住宅 重文 

森村家住宅 重文 所在地 新賀町
建設年 18世紀初期頃?

奈良盆地でも最大規模の民家の一つで、濠をめぐらし、豪族の邸宅の構えを残しています。 主屋の土手に別座敷があり、長屋門(表門)・納屋・土蔵など多数の付属屋が配置されています。主屋は、東半分を土間とし、大戸の下手脇にシモミセを設け、西半分の居室部は三室を三列に配する整形九間取りとしています。屋根は切妻造草葺(現在鉄板葺)の四方に本瓦葺の庇をつけています。当家は18世紀初期頃の建築で、全般的に改造が少なく、主屋・座敷とも上質のもので、奈良県においても有数の古い民家であり、大和棟の初期の建物とみられます。このような江戸時代中頃に遡る大規模な家は類例が極めて少なく貴重です。


 吉川禎一家住宅 県文 

所在地 山之坊町
建設年 元禄十六年(1703)建立か。

広い屋敷の南側に主屋を建て、表門・内蔵・納屋棟の付属屋を土塀で敷地周囲を囲み、屋敷の構えもよくまとまっています。主屋は大和棟でカマヤを落棟とし、周囲に庇を廻しています。年代の明らかな農家住宅として貴重です。全国的にみても、元禄を溯る農家は少ないようです。
吉川禎一家住宅 県文


 旧吉川順作家住宅 県文 

旧吉川順作家住宅 県文 旧所在地 中町
(現在 大和民俗公園内)
建設年 18世紀前期?

旧敷地は西側に南北の道に接し、南側に路地を作って南から主屋に通じていました。主屋は、喰違い四間取り、屋根は大和棟、周囲に本瓦葺の庇をめぐらしており、吉川禎一家と比べると、土間とミセノマ境・ナンド入口等が開放的となり、発達した形式を示しています。特に居室部の間仕切りの発展を知るうえでも貴重です。


橿原市教育委員会 教育総務部 文化財課
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