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トップページ > 事業内容 > 映画『朱花の月』 > 映画『朱花の月』内容紹介

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更新日:2015年9月18日

映画『朱花(はねづ)の月』内容紹介

 

 

2012年9月17日〜22日にモロッコで開催された『サレ国際女性映画祭』で、当映画がグランプリを受賞しました!

イタリアのミラノで開催された第19回 Sguardi Altrove Film Festival で、当映画が最優秀作品賞グランプリを受賞しました!

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『朱花の月』奈良県内(京都・高の原を含む)の上映劇場案内

『朱花の月』予告編

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内容紹介

古代の記憶が宿る、万葉の地・飛鳥地方

ここには“待つ”ことのなかで、その命をまっとうした人々がいた

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 遠い昔より、神々の宿る地とされている畝傍山、耳成山、山――

飛鳥地方にある“大和三山”は、今も変わらぬ姿を見せている。朱花という色に魅せられた染色家の加夜子(大島葉子)は、地元PR紙の編集者の恋人・哲也(明川哲也)と長年一緒に暮らしているが、かつての同級生で木工作家の拓未(こみずとうた)といつしか愛しあうようになっていた。幸せなときを過ごすふたりだったが、加夜子が身ごもったことを機に、平穏な日常に変化が訪れ、互いの祖父母の悲恋という過去が重なり合う。拓未からの“言葉”を期待する加夜子、小さな命の訪れを待ち焦がれる拓未。そして加夜子に気持ちを打ち明けられても、変わらぬ愛で向き合う哲也……。

「一人の女を二人の男が奪い合う」。幾多の万葉歌に詠われているように、それは今も昔も変わることはないのだろうか…

香具山は 畝傍を惜しと 耳梨と 相争ひき 神代より かくにあるらし 古も 然にあれこそ うつせみも 妻を 争ふらしき

(『万葉集』より)

自然と融合する人間の儚さと美しさ――生きて、愛するという人間の営み

ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ、アキ・カウリスマキなど、カンヌ常連の強豪作家が集結した2011年カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式招待された『朱花(はねづ)の月』。「命の危うさ、自然と人間との融合が見事に描かれている」「河瀨直美の到達点」と称賛され、公式上映後は鳴り止まぬスタンディングオベーションで迎えられ、歴史には記録されることはなくても、確かにその命を全うした名もなき人々の想いを世界に届けた。

『玄牝-げんぴん-』に引き続き、自らカメラを回した河瀨直美は、いにしえの時を彷彿させる飛鳥の風景、そして“朱花”という色に秘められた強さと儚さを、濃密に16ミリフィルムに焼きつけた。

遠い過去と未来をつなぐ主人公には、本作が長編映画の本格デビューとなるこみずとうたと、モデルとしても活躍する大島葉子(『ヘブンズ ストーリー』ほか)。さらにハシケンによる音楽が生命の息遣いを伝え、交錯する過去と現在の男女の想いを見事に結びつけている。

「朱花」……万葉集に登場する朱(赤)色の花。血や太陽、炎を連想させ、命を象徴する一方、赤はもっとも褪せやすいがゆえに、貴重な色とされている。その褪せやすさに重なる人の世の無常や儚さも表している。

監督・脚本・撮影・編集 河瀨直美
原案 坂東眞砂子「逢はなくもあやし」<集英社文庫刊>
音楽 ハシケン
録音 伊藤裕規
美術 井上憲次
出演 こみずとうた、大島葉子、明川哲也、麿赤兒、小水たいが、樹木希林、西川のりお、山口美也子、田中茜乃介
製作

橿原・高市広域行政事務組合+組画

2011年/91分/DCP/カラー/1:1.85/Audio 5.1ch

原案

坂東 眞砂子(高知県出身。奈良女子大学卒業)

1996年に「山姥(やまはは)」で直木賞受賞。これまで「死国」「神(いぬがみ)」などが映画化されている。

坂東氏は、一昨年から昨年にかけて橿原・飛鳥の地で何度も取材・調査を行って小説の構想を練った。その成果により、現在、藤原京での持統天皇を主人公にした「朱鳥(あかみどり)の陵(みささぎ)」を「小説すばる」に好評連載中である

脚本、監督、撮影

河瀬 直美(奈良市出身。一条高校、ビジュアルアーツ卒業)

河瀬直美1997年、西吉野村で撮影した「萌えの朱雀」でカンヌ映画祭の新人賞を史上最年少(27歳)で受賞。10年後の2007年に奈良市の田原地区で撮った「殯(もがり)の森」でカンヌ映画祭グランプリを獲得した。昨年は中国から新進気鋭の若手監督趙嘩(ちゃおえ)」氏を招いて橿原を舞台とした映画「光男(みつお)の栗」をプロデュース。「光男の栗」は桃井かおり主演で橿原市長をはじめ多くの市民が出演し、8月に開催されたなら国際映画祭で特別上映された。また、一昨年は愛知県の岡崎市での自然分娩を主題にしたドキュメンタリー映画「牝(げんぴん)」を製作。橿原アルルなどでも上映された。

河瀬氏は、以前は橿原・飛鳥地方とはあまり縁がなかったが、橿原・高市広域行政事務組合が平成20年度に取り組んだ観光QRコード「あたかちゃん」のナレーターを務めたことをきっかけに飛鳥地方を度々訪れるようになりその不思議な魅力の虜となって、飛鳥を舞台とする映画の制作を決意するにいたった。

音楽

ハシケン(埼玉県秩父市出身)

埼玉県秩父市出身のシンガーソングライター、ミュージシャン。1995年にビクターエンターテインメントから「グランドライフ-7L3EPT-」でデビュー。元ちとせ、那覇美奈(がなはみな)などへの楽曲提供も行なっている。2006年より「奄美観光大使」も務める。 


 

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